シークノール牧場DATA
2001年にフリーストール牛舎を建築
フリーストール牛舎 240頭
つなぎ牛舎 60頭
従業員 8名(フリーストール5名、つなぎ3名)
1000エーカーの畑(コーン、アルファルファを作付)
牛群平均乳量 フリーストール11,500kg、つなぎ12,200kg
1日2回搾乳
体細胞数18万~20万
乳脂肪3.9~4.0%
BST不使用
シークノール牧場について
写真は6人のオーナーの内の一人、ロバート・シーハンさん。
この牧場はフリーストール牛舎、それに少し離れた場所にあるつなぎ牛舎で構成されています。牛の牛舎の割り振りは特に決まっておらず、生まれた場所で決めています。
はじめに2001年に建築されたフリーストール牛舎を見学させていただきました。
フリーストール牛舎
ベッドは砂が使えないのでマットレスの上にオガ粉を敷いています。週三日、特に湿ったところに新しくオガ粉を追加しています。
オガは機械乾燥したキルンドライ材を使用。
10年ほど前はBSTを使用していましたが、牛が老けるのが早い気がするとのことで、乳業メーカーからの希望もあり使用をやめました。
牧場の成功の秘訣は・・
1. 品質の良い粗飼料
2. 良い遺伝子
3. カウコンフォート
4. 優秀なマネージャー
5. 信頼できる家族・従業員
ワールドデイリーエクスポ2016 グランドチャンピオン牛
続いて、つなぎ牛舎に移動し、毎年ウィスコンシンで開催されるワールドデイリーエクスポの2016年グランドチャンピオン牛を見学させて頂きました。
早速、今回の研修にご参加頂いた真山様と原田様と一緒にトロフィーと共に記念撮影
ゆっくりと牛舎から出てきたグランドチャンピオン牛「トーマス(正式名:シークノール ダーハム アロー)」! 1863年にオランダから米国に連れてきた牛の33代目です。体高は160cm。
最後に真山様にチャンピオン牛について解説していただきました。
『体のサイズが大きく、高さ、体長ともに素晴らしく、品位があり、年を感じさせない風貌で、非常にバランスの良い乳房をしている』
オーナー曰く、この牧場でも長年ダイヤモンドVのイーストカルチュアーを使用していると語っていました。