改造工事の目的
- ミルクラインをハイラインからローラインへ
- ミルカーをアフィシステムに変更
- 洗浄システムの改造など
ピット内にレシーバージャーを新たに設置するため、搾乳後の牛の帰り通路を新たに確保し、レシーバージャーの設置スペースを設ける必要があった。
帰り通路を新たに作成
ピット内の一部を掘り下げ、レシーバージャー等を設置
洗浄システムの変更
アフィシステムにユニットを変更
その他
搾った牛乳をバルクの下から入れるように変更。牛乳が泡立たず、冷却性が良くなる。
余った鋼材で待機場の真ん中にゲートを設置。牛を追うことがなくなり、勧んで牛がパーラーに入るようになった。
既存のライン・ユニットなどは残しながら作業でしたので時間・労力がかかりました。
数日間は新・旧ユニットが同時にならんでいた。
改造後変わったこと
- 牛が落ち着いている
- 搾乳者が楽になった、動きがバタついてない
- 乳頭の「うっ血」「搾り終えた後のリング跡」が無くなった
- ライナースリップが無くなった
- 体細胞数が減少した
- 今後、乳量が増えてきた際の牛の様子・乳質・乳量の変化を注視していきます