種付け率の改善
アフィ システム を導入して 3年目になります。
新システム 個体識別用のアンテナ
岸本牧場(岡山県)の3年前の概況
- 岸本牧場 date
- 平均搾乳牛頭数 130頭
- 平均乳量 29kg
まず、ボーマチックのシステムからアフィ システムへの改造をしました。 新しいシステムに改造するには、1日の牧場の業務の合間に作業したため、2週間かかりました。
エッセンシャルのモニターとミルクメーター、固体識別用のアンテナをつけ牛体番号が分かるようにしました。
アンテナとミルクメーターをつける事によって搾乳牛の歩数伝導率が分かるようになり、エッセンシャルのモニターによって搾乳中の乳量低下や伝導率の異常をランプの点滅と牛体番号の点灯によって知ることが出来るようになりました。
繁殖を一番に考えている岸本牧場にとってこのシステムは乳牛の歩数を知る事ができ、発情を発見し種付け率の改善に役立っています。
岸本一茂さんが、朝、晩、必ず見てプリントアウトするところが、要授精牛と10日間のグラフです。いつもこれを持ち歩き乳牛の観察をしています。
搾乳頭数 130頭平均
2006年 1頭平均 29.38kg
2007年 1頭平均 31.9kg
2008年 2007年より少し上回るかな と岸本さんは、言っていました。 アフィ システム を導入して(乳量増で)、10ヶ月で元を取ってしまいました。岸本牧場はさらに乳量を増やすために、個体の乳温をシステムに表記することを望んでいます。
2009年2月2日