ミルキングシステム稼動開始 2009年1月15日〜19日
鹿児島県霧島第一牧場にてミルキングシステム稼動開始に立ち会いました。2008年2月25日〜3月19日にデラバル社と共同施工作業を行い、今回既存のバルクタンク移設作業に伴い配管作業を行いました。
午前は5時30分、午後は3時30分より搾乳作業(170頭)を開始し、初日〜3日目までは5時間以上かかりましたが、4日目以降は、1時間ほど短縮されました。これは牛が慣れたのもありますが、牛追いの際に牛を叩くのを控えた結果と思われます。
以前は、平成5年よりオリオン社製12頭シングルパラレルパーラーを使用しており、今回8頭ダブルヘリンボーンパーラー(GHMエッセンシャルアフィーライトプラス、PRO-TIME1)ヘの更新をしました。池田さん曰く、 パラレルパーラーで搾乳をしている時よりも牛が静かで落ち着いているし、一番の違いは牛の乳頭が4本ともよく見えるのに驚いた と話して頂きました。
今回の施工作業は、処理室での移設した4トン及び1.7トンのバルクタンクヘのミルクフィルターからのステンレス配管作業、及びシンクタンクからの洗浄ラインのTIG溶接による配管作業、又デラバル社製C125自動洗浄機の調整作業を行いました。
搾乳風景