ノースイーストアイオワデイリーファウンデーションDATA
★学生数50名
★搾乳頭数 ホルスタイン300頭、ジャージー70頭
★乳量 ホルスタイン41kg、ジャージー30kg
★ヘリングボーンパーラーとパラレルパーラー併用、搾乳ロボット2台
★1日3回搾乳
ノースイーストアイオワデイリーファウンデーションについて
ここは短期大学の牧場で、施設の目的は酪農の教育です。大学の生徒、生産者、消費者への教育活動を行なっています。年間1万人の訪問者が訪れるそうです。
アイオワの酪農の歴史
牛の品種ごとの説明
現在のアメリカの乳牛の分布図
パーラー、搾乳ロボット
この施設の搾乳システムは、パラレル、ヘリンボーン、ロボットの3つです。
案内していただいたマライアさんの18年間の経験では、パラレルの方が牛同士の目が合いやすく牛がおとなしいので良いという結論に至ったそうです。一方で搾乳者にとってはヘリンボーンの方が牛が見やすいため作業性が良いと思われています。
牛舎のベッドの砂はここの近くで採取できる砂を使用していました。リサイクルはしていません。砂の色が白いのは消費者に清潔感をアピールできるためであるとのことでした。
2台のLELYアストロノート搾乳ロボットはそれぞれホルスタイン62頭を1日3.2回搾乳、ジャージー65頭を3.1回搾っています。搾乳ロボットの方がパーラー搾乳より乳量が4.5kg多いそうです。
最近のロボットはレーザーがかなり発達し、乳頭が見つからないことは減ってきたそうです。アメリカでは今後5年でロボット搾乳は3倍になるだろうと語っていました。