アフィーシステム 導入工事
兵庫県にある林牧場様は、6年前に50頭の繋ぎ牛舎をフリーストールに改造され、中古の12頭Wパラレルパーラーで搾乳されています。
最近は暑さや自動離脱の不調のため、乳房炎や繁殖成績が低下しているとのことで、今回アフィーシステム導入工事の依頼を受けました。
作業風景
乳牛からの情報を仕入れるミルクメーター。
ミルクの配管をガス溶接中です。改良、取り付けは弊社中原が担当しました。
個体識別用のアンテナはパラレルのため前足に取り付けました。
Before ▼
After ▼
24ヶ所の配線を結線し、データをパソコンに転送します。
当面の目標は、ミルクユニットの離脱のタイミングを調整し、乳房炎を減らすことです。
今回の工事で新たに乳量偏差、万歩計、電気伝導率、個体情報などのデータが得られるようになりました。
これらのデータを元に繁殖管理を行い、受胎率を上げ、乳質を改善し、 来年は年間11,000キロ搾乳することを目標とし、搾乳頭数も120頭まで増頭する予定です。