Westra Dairy訪問
リターン通路の出口に全頭が飲める給水エリア
- 出来て3ヶ月の牧場で72ポイントロータリー、現在2000頭を搾乳している。
- ロータリーは1周10~12分で回り、時間当たり450頭を搾乳している。
- オーナーは34才と若く、親も牧場経営をしてという。
- 従業員は、弟を含め10名。
牛にストレスを与えたくないので2回搾乳で、3回搾乳はしないもりだと答えていた。 繁殖管理はABSのスタッフが行い、ペイントステック、発情チェック、AIもABSに委託してる。
発情発見は、オブシンクで同期することもあるが、ほとんどはペイントステックで見つけているとのこと。
新しく建てられた牛舎に作られた水飲み場は、入り口から三方に水槽と塩槽があり、十分な広いスペースで搾乳し蹄浴の後、充分に水が飲める環境であった。
Bill Van Beek Dairy訪問 TMRセンターの個人版
ここは7年目で、従業員27名の乳牛6,000頭(搾乳牛2,800頭)の牧場で72ポイントのロタテックロータリーパーラー・アフィキムを採用。
Kirby1020、ステーショナリーと給餌車が入っている。
ここにはアフィキムが入っており、種付け牛は搾乳された後、ソナーゲートで振り分けられスタンチョンに繋がれる。 AIを4回までで妊娠しない牛は種牛が入ったペンに移動される。
乳量は36.3~37kgほどである。 定置式の#1020(29m²)4本オガーミキサーにて撹拌しフィードワゴンにて移動、給餌の方式で 75HPモーターによりミキサーを駆動させディスチャージはベルトコンベアーとなりワゴンへ投入される。 日本で盛んに行われているTMRセンターの個人版と言うところ。
フリーストール牛舎でのTMRセンター設置については採用できるシステムであり、複雑ではなくコスト面についても安いのではないかと推測する。また、ミキサーの稼働時間を増やせることから、一台で多くの酪農家へ供給することが可能ではないか。
やはりミキサーの耐久性が重要であり、主役はKirbyのミキサーとなるのではないだろうか。 葉付きのよいアルファルファヘイがとても印象的であった。
WORLD AG EXPO2010その2
蹄浴槽/Hoof-Sol Gel/ワイドループ/ウォーターベッドの紹介
蹄浴槽:乳牛が、またいで通り糞は中央の網に落ちるため蹄浴液が汚れない。
左)Hoof-Sol Gel:蹄間の治療に用い患部に塗ることにより9日目には完治。アロエ成分と硫酸銅等が配合。
右)Hoof-Sol Gel:蹄間の治療に用い患部に塗ることにより9日目には完治。アロエ成分と硫酸銅等が配合。
日本でも最近見られてきたワイドループ。
ウォーターベッド:頭部に当たる上部より水を入れマット内部は中間より上下2分割となっている。
2010年2月カリフォルニア牧場視察
2010年2月カリフォルニア牧場視察https://www.nastokyo.co.jp/reports/california_top/
2010年2月カリフォルニア牧場視察 2日目https://www.nastokyo.co.jp/reports/california_2ndnay/
2010年2月カリフォルニア牧場視察 3・4日目https://www.nastokyo.co.jp/reports/california_3rd_4thday/
2010年2月カリフォルニア牧場視察 5日目https://www.nastokyo.co.jp/reports/california_5thday/
2010年2月カリフォルニア牧場視察 6日目https://www.nastokyo.co.jp/reports/california_6thday/