牧場DATA
DATA
★イーストカルチュアー使用
★地域No2の牧場
★経産牛 2100頭(内ジャージー600頭)
★従業員 32名
★2回搾乳
★ホルスタイン:乳量40kg、脂肪3.7%
★ジャージー:乳量28kg、脂肪5.1%
★酪農は90年前祖父の代にを始め、今は兄弟3人で経営。
(兄は畑部門、弟は機械・資材部門)
★写真はオーナーの一人マイケル・リベラ(39)さん
飼料
コーンサイレージ、小麦は全量自給している。乾草は50%自給。
雨の時期を逃れるため、アルファルファはバッグサイレージに詰めている。
コーンの切断長は、短い方が鎮圧がかかって良いとのこと。
サイレージを変えるときは必ずイーストカルチュアーを倍量で給与するようにしている。
プレミックスの中にXPCが入っている。
カリフォルニア州ではXPCが入っているのが分かるように赤色の認証物を入れている。
クロースアップの飼料
割合は、コーンサイレージ3:乾草1:ペレット1。
クロースアップ牛は常時200頭位いる。
毎週月曜に10頭選んで尿検査(試験紙検査)をする。
pH 6~6.5位を求めている。7以上は乳熱を疑う。pHが高い場合はペレットを増やす。
通過速度を遅める為にワラ(小麦のストロー)を入れている(100~450gを良い乾草などが入った時などに入れる)。
飼料効率を上げるには
★1. 平均搾乳日数を短くする。搾乳日数は160日、空胎日数は110日を切りたい。
★2. 繁殖を良くする。
その為には、移行期の管理、牛の健康、発情発見(テールチョーク)、精液、フリーストールでAI(人工授精)、3ヶ月種がつかなかったらフリーバーンで本交(自然交配)。
初産は23カ月分娩。分娩後初回発情がみえなかったら4週後にオブシング。
施設関連
スタンチョン上にソーカーを設置している。
ソーカーは、
24℃でON(1分流れて10分OFF)
30℃でON(1分流れて5分OFF)。
敷料は砂。TMRは1日2回、余るくらいに余分に作る。
エサ押しは毎時間、朝4時に残飼掃除。