ホワイト・イーストカルチュアーとは
ナスアグリサービスは、イーストカルチュアーに新しい飼料原料「ジンプロ」を加えた製品に、品質の高い牛乳をイメージして「ホワイト」と名づけました。
新たに加えた「ジンプロ」とは
ナスアグリサービスの努力が実り平成5年6月22日に飼料添加物として日本で認可された新しい飼料原料。
商品名-ジンプロ
化学名-硫酸亜鉛メチオニン
「ジンプロ」の働き
下部消化器の中では、アミノ酸にエスコートされた亜鉛は腸内のレセプター(受容体)に認知され、速やかに体内へ取り込まれます。 レセプターが錠前だとすると、ジンプロのアミノ酸は鍵の役割を果たすのです。
このメカニズムが効率のよい亜鉛の供給を約束します。ジンプロの役目は体細胞数を減らし、乳量をも増やします。
また、爪を健康に保ちます。
ホワイト・イーストカルチュアーに期待できる効果
- ①体細胞数の低下
- イーストカルチュアーの飼料の乾物摂取を上げる効果に加え、ジンプロが入っている「ホワイト」には体細胞を低下させる効果もあります。
- ※ホワイト・イーストカルチュアーを給与しはじめると、体内に溜まっていた老廃物の影響で、1ヶ月ほど一時的に体細胞数が上がることがありますが、その後、低い数値で安定してきます。牛群検定されていれば、バルク乳だけでなく、1頭ごとの変化も見てください。
- ②爪の健康維持
- ③乳量の増加
- 体細胞数が20万以上あった牛群に「ホワイト」を給与したところ、現在は常に10万台に収まるようになり昨年に比べると乳量も10%以上増えました。
- ④乳房の健康維持
- ⑤流産率の低下 ベータカロチンレベルの上昇
- ⑥乾乳牛に給与しても分娩後の問題はほとんどありません。
- ⑦問題牛の淘汰やペナルティの心配をなくします。
- ⑧ルーメンのバクテリアを活性化させ、ルーメンの健康を維持し、飼料の消化率を向上させる。
- ★いずれもアメリカのさまざまな研究所や大学で試験結果が出ております。
給与例
TMRに混ぜたり、エサ押しした時や残飼にトップドレスすることで餌の嗜好性が上がり、乾物摂取量をあがります。
初めはイーストカルチュアーだけをなめる程度ですが、3~4日すると、餌ごと摂取します。今までイーストカルチュアー(レギュラー)を給与していた場合は、ホワイト・イーストカルチュアーに切り替えると乾物摂取量が落ちることがあります。産歴を重ねた牛など、どうしても食わない場合は配合飼料などに混ぜてください。
- 基本的には1日1頭200g以上給与
- 体細胞数が高い牛や、蹄が気になる牛には1日1頭300g給与。
- 娩前後、暑熱時、元気がない牛のように、食いが落ちるときは多めに与えて、乾物摂取量を極力落とさないようにする。
- TMRであれば、1日1頭100gをTMRに混ぜ、エサ押し時にトップドレスを。
お客様の声
- 現在、体細胞は4万です!!悪いやつも出せるようになって出荷量が少し増えたよ!!
- 自分がエサを作らない時に検査があると体細胞が高いんだよね!やっぱきっちりホワイトをTMRに入れないとダメなのが最近わかってきた!!
- 最近、種付けが順調になってきた。これから分娩も増えるのでなんとか息が付けそう。
- 草の6割を購入してるけど、搾ってるから儲けてる。ただ、コンテナ単位で急降下・急上昇。牛は草次第だよ。急降下の時にはイーストカルチュアーを増やすよ、当たり前でしょう。普段はホワイト、急降下の時と乾乳にはイーストカルチュアー。
- 体細胞は10万を超えるのはあまりないよ。搾りにはホワイトだけど、重要なのは立ち上がりだよ。つまり乾乳期。私はレギュラーとダイナミックス。教えたくないけどね(笑)。ポイントは ダイナミックス だと思っている。
- (移動させるとき) みなパンカルやれっちゅうけど。やらんでも、イーストカルチュアーで十分やな。今度やるときは持ってって宣伝するきに!
- やめたら分かるたい。夏は特に切られんばい。
- ホワイトをやるようになってから体細胞がよくなったかな? 10万台かな! 250gやってるよ。少ないとだめ!
- キツイからイーストカルチュアーを減らした事があった。必要な牛にだけやってね。いま? 聞くだけヤボだよ、チャントやってるよ(笑)。体細胞がヤバイときはホワイトやって。
- 俺が酪農を辞めるまで、ホワイトをやめない。
- 暑熱対策で、朝一番にホワイトを残飼TMRに100g位ふりかけると牛が飛びついてくる。エサ押しをするとほとんど食べちゃうよ。結論、エサ代の節約になるよ。TMRには、1頭当たり200gのホワイトが入ってるので、ウチの牛は300gのホワイトを食べている。夏になってからは、エサを捨てることがなくなった。乳成分が上がったよ。DMIが上がったので……。
- ほぼ全ての牛が風邪をひいてしまい、獣医は症状のひどい牛に抗生剤を薦めました。しかし、乳を出荷できずに収入が減るのを恐れ、通常ホワイト100gを200g給与に増量し、(平行物)レギュラーも100gから200g、ビタミン剤も50gから100gに増量しました。4〜5日でほぼ全頭回復。なにより乳を捨てずにすんだ事が嬉しかった。
- 経産牛にホワイト、未経産牛にレギュラーを与えて2年が経ちます。11,000キロ平均で体細胞は10万以下をキープ。未経産牛では食い込みがあがり、過肥にならないかと心配したが、余分な肉も乗らず、体高と体長がでて、腹も張るようになった。以前より1ヶ月は早く授精できる。
- 使い始めて10年以上かな。3年前に硝酸態が悪さして、イーストカルチュアーの量を増やし、バクテリアの量を増やしてアンモニアに変える方向にした。効果は絶大だった。死亡牛がゼロになり、流産もなくなった。ホワイトは蹄の健康のために使い始めた。牛の健康には欠かせない。
- この前、削蹄師が「爪が堅くなった」って話しよったですよ。
- ハッチから出た最初のグループにホワイト200g与えてみたら冬毛でたっていた毛がすんなり寝てきた!残飼も倍食べるよ!
- うちでは4時半、13時、16時に配合と粗飼料を与えるのだけれど、(ホワイトを与えてから)夕方になると牛が(もっと欲しいと)鳴く。エサを要求していることが分かる。こういう状況は良いこと。廃用牛が極端に減った。通常2ヶ月に1頭だったのが、半年で1頭に減った(過去2年間)。
イーストカルチュアーシリーズ
- イーストカルチュアー
- ホワイト・イーストカルチュアー
- シナジー・イーストカルチュアー
- XP・イーストカルチュアー
- NEWホワイト・イーストカルチュアー
- プライム・イーストカルチュアー
- XPC・イーストカルチュアー
- シンジェネックス
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