フェアバンクスデイリーDATA
★オーナーの父が牧場を借りてスタート
★搾乳頭数 350頭
★1日3回搾乳
★パーラー 12頭W
★従業員は家族3名、メキシコ人3名
★平均乳量 41kg、乳脂肪4.0%、乳タンパク3.4%
★体細胞数 15万
★400エーカーの畑(コーンサイレージがメイン)、乾草はアルファルファを購入
フェアバンクスデイリーについて
写真はこの牧場の場長ジョッシュさん48歳。
350頭搾乳で飼っている品種は主にホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスです。多品種の牛を飼っている理由はホルスタインは乳量が、ブラウンスイスとジャージーは乳質、寿命、繁殖が優れているからという理由からです。
遺伝的改良による高泌乳の牛たち
それぞれの乳量は、
ホルスタイン 15,000kg/頭 脂肪3.9%、タンパク3.2%
ジャージー 10,500kg/頭 脂肪5.5%、タンパク3.8%
ブラウンスイス 13,500kg/頭 脂肪4.2%、タンパク3.5%
いずれも大変乳量が高く、これは遺伝的な改良の結果だとオーナーは語っていました。
オーナーが考える理想の牛は大きすぎずミディアムサイズで乳量が多く、脚などのトラブルの少ない牛です。
カウコンフォートを重視
カウコンフォートのために通路にはジグザグマットを敷いていました。
ベッドの敷料は砂を購入(月3000~3500ドル程度)し、週2回新しく加えて使用しています。砂を使っているおかげで菌が繁殖しにくく治療している牛はその日1頭だけでした。写真のようにほとんどの牛が寝ていました。
牧場成功の秘訣
オーナーに牧場成功の5つの秘訣を聞きました。
1. カウコオンフォート
2. 良い飼料
3. 良い遺伝子、血統
4. 家族、栄養士、銀行などのサポート
5. 良い従業員