カービィー社について
カービィー社は1946年、リックの祖父とその弟によってスタートした。
当時、デラバルなどの搾乳機ディーラーの機械を作っていた。その後その会社の権利を売却し機械メーカーとして再スタートした。
現在ディーラーは米国内に16社、海外に4社。カリフォルニア州では直接販売。
2008年のリーマンショック時には年間28台まで受注が落ち込んだが、今年はすでに60台の受注。サウジアラビア、オーストラリア、中国への発注が大きく影響している。
改良されたミキサー部品
ゼネラルマネージャーのアート・バローが手にしているのはトラック・マウント用のコントロールボックス。オーガー、ゲートなど、このレバー1つで操作できる。
油圧オイルクーラーも小型で高性能のものにチェンジ。フィルター付。
写真奥にあるのが従来のギアボックス。手前の赤いものがコーマー社のトラック・マウント用のギアボックス。従来のものより2倍のトルクが得られるヘビー仕様。
コーマー社のギアボックスは2つに分離していて、従来モデルと違い、オイルが下から上まで循環する。
右がトラクター牽引用のギアボックス。今の段階ではヒアフィールド社のものとの互換性はないが、いずれ対応できるようにしたい。
Kirbyオリジナルブレード
新しい試みとして、カービィー社オリジナルのバーチカルの刃を開発。
右が従来のもの。左が新しいブレード。5割ほど厚さが増している。
タングステンカーバイト処理がしてあるので刃の寿命が長くなり、耐久性、質供に他社を上回っている。
下の刃は、タングステン加工+レーザー処理したプロトタイプ。
刃単体の販売も視野に入れている。第1号がまもなく納品予定。
Kirby タングステン加工レーザー処理ブレード