様子を見ることはしない ベトゼラ・ファーム【イスラエル酪農研修 視察メモ】Bet-Zera Farm

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ナスアグリサービスのイスラエル酪農研究報告。 イスラエル国内13牧場の視察メモです。

搾乳牛280頭 3回搾乳

  • 乳量41kg 脂肪3,65% 乳たんぱく3,25%
  • 病気のない牧場 イスラエルNO,1
  • 高泌乳牛 13,000kg
  • 長寿 11頭の生涯乳量10万kg 13産で25万kg

立地条件=夏涼しくて 冬寒い

  • カウコンフォートを考えてパーラー、ホールディングエリアはゴムマット
  • 搾乳=静かに、ゆっくりと
  • ソフト アフィキム(情報を集める)+ノア(マネージメント)
  • いつ何時でも、いつもと違う行動をチェック

飼料 飼料にお金をかけ、常にベストの状態に

  • 経営 乳量と収益を考えている
  • 従業員 いつも一緒に朝メシは全員で食べる
  • その時にミーティングをする
  • 従業員は7名(1人は学生、1人は女性)
  • 分娩 230回/年 子牛の死亡2頭
  • 乳房炎 代謝性の問題については、反応を速くする
  • コンピューターのグラフが少しでも下がったら処置をする
  • 様子を見ることはしない

「繁殖は理想的な種付けのタイミングが大事」

  • 理想的なタイミングとは、その牛の過去のデーターに基づいて行うことが重要である。
  • 長寿しない理由は、病気。妊娠しないこと。

削蹄

  • スタッフに削蹄専門がいる
  • 1週間に2日間は削蹄の仕事

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成功の鍵

  • 1頭1頭がどんな状態であるか対応する
  • いくつかの牧場のマネージャーは安い値段のエサにエネルギーを使い
  • 牛のマネージメント、スタッフのマネージメントを怠る人もいる。
  • 初産は90日前まで種付けをしない。今は90日。
  • 90日状態を見て早いと思えば14ヶ月にならないと種付けをしない。
  • 2産以上は75日前までは種付けをしない。
  • 75日前まで牛も見ない。
  • イスラエル 獣医 超音波で妊娠鑑定 重要な仕事 診断
  • イスラエル 獣医組合 給料 車同じ サービス1ℓに対して5セント
  • 毎日来ても、料金は変わらない
  • お産した全部の牛 子宮チェック ケトーシス ボディコンディションスコア
  • 健康な牛 年3回ボディコンディションスコアをチェックする
  • 治療処置は牧場の人がやる
  • 敷料 毎日 トラクター30cmとる 体細胞18万
  • 面積 現在18m²/頭(理想20m²/頭)
  • グループ分け 年齢別
  • フレッシュグループ (すべての年齢の牛)
  • 分娩より21日間 たんぱく質 アルファルファ 食欲を刺激する添加物
  • 初産牛のグループ 2〜3産のグループ 3産以上のグループ

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獣医が手を入れて牛の体温を確認する

  • 乳量が急激に落ちた牛は必ず体温を測定する
  • 体温が下がる=代謝がうまくいっていない
  • 体温が上がる=感染の疑い
  • 夏の牛の体温を下げれば受胎率は上がる
  • 牛の体温を下げるために少なくとも1日5回クーリング
  • 5回の内3回はパーラー ホールディングエリア
  • 水30〜50秒 5分間隔 扇風機は常時
  • 朝10時に2回目の搾乳の前に30分間ホールディングエリア
  • 3回目の搾乳前 真夜中にクーリング
  • 夏の終わり10月ぐらいにクーリングが終わると蹄が悪くなる

サイレージは違うキブツの人が作る

  • 人がちゃんといれば自分で作った方が安い
  • 乳飼比率 43%    来年 45%

シリーズ『イスラエル酪農研修 視察メモ』


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