ナスアグリサービスのイスラエル酪農研究報告。
イスラエル国内13牧場の視察メモです。
1日1回の集荷であれば、1日1回分析
- バルクサンプル 分析 デンマーク製 FOSS Milk Scan 4000
- 脂肪 たんぱく質 乳糖 体細胞 尿素 カゼイン
- 細菌数 1牧場1ヶ月3回分析
- イスラエル 110,000頭 1時間に400〜500頭 細菌数 1時間50検体
- 一番遠い酪農家 南450km 全戸の酪農家 コスト同じ
分析により牛乳のグレードが決定する
- データーの流れ インターネット 乳量記録 DHIA
- インスペクター 集乳車と共に牛乳のサンプルを採る
- 頭数とボトルの数を集めて分析
- インスペクター 小さなコンピューターを持っていて → ファイル
- ホストコンピューターインスペクターのコンピューターと照合
イスラエル クォーターシステム
- 2年に1回 150〜200の農場を選んで調査 乳量、収入、支出を調べて 目標価格を決める(ターゲットプライス)
- 3ヶ月に1回乳価が変わる → 乳価が急激に上がったり下がったりしないため
- 独占禁止法 市場の6割を占めると価格を政府が監視する
- ヨーグルト 海外からヨーグルトが入り 価格競争が激しい
- バター 国内の2工場で6割を占めている 政府の独占禁止法
- 2006年 54~55円/ℓ
- 2008年 72円/ℓ 20〜25%乳価上がった
- 穀類 30%値上げ
- 3年で20〜25% 値上げ 製品は5% 値上がり
- 人口 2% 増加のため 消費
DHIA 牛群検定 75〜80%
- 150頭以上 ICBAの職員 150頭以下 酪農家自身で
- Genetic インターブル
- イスラエルの条件で年に3回ホルスタインのブル
- 乳量 乳脂肪
- 年に3回 スウェーデン
- 輸入もの PLANET=$31 JUSTICE=$40
- 95%イスラエルのブルを使用 1回精液+技術料≒2,000円
- 輸入精液 精液の値段のみ
Genetic 遺伝子の評価
- 牛群管理の600農場 ハードワークマネージメント ICのデーター
- 牧場のトラブルの解決 牛群管理 栄養 経済 牧場 コンピューター
NOA Herd Managemennt Program
- NOA ノア デラバル社製
- 体型
- Classification ミルクタイプの足
- 若いオスの娘 検定をうけたオスを無作為に検定
- 年間50頭 後代検定
- 足 乳房 体型的 乳量の遺伝の特性
- イスラエル体型的 57% 生産性 43% 健康 繁殖
- 繁殖15% 体細胞12% 寿命8% 難産度2% 乳量のカーブの持続性4%
世界の傾向と違う 繁殖の遺伝係数
- 牛群検定 イスラエルの牛は多くないので
- 130年前 ユダヤ人の高学歴の人 新しい国 農業を中心にした国にしたい
- その当時の牛 バラディー 体重225kg 乳量400〜500kg
1920年 ブリーディングの目標値
- 乳量を上げる ヒートストレスに強く 耐久性のある牛
- 尻の大きさで分娩難易度 斜尻
1925年 バラディー×ダマスカス
2nd cross
Local(25%)×Dutch(75%)
- 1945年 人工受精
- 1934年 データー重要視 データーが正しい方向にもっていける
- 1947〜1960年
- 1950年代 人口60万人 60年代 人口200万人
- ヨーロッパの東側の移民が増え 牛乳の需要が増加
- 139頭 オス牛を輸入 カナダ61% フリージァン25%
1960年新しい目標 3,5%脂肪補正乳量
- 子牛の死亡率 発育速度 初産2産の乳量の安定 寿命 乳房
1970年
- 国連の指導 白黒の牛でどの国の牛が一番遺伝的に優れているか
- ポーランドの牛に各国の牛を交配した
- USA カナダ NZ イスラエル スウェーデン 各5頭
1990年公表
- 乳量 イスラエル一番高く NZ一番低く
- 繁殖 イスラエル スウェーデンが良かった
1990年 世界中の精液60頭の牛を買ってきた
- アメリカの最も牛乳のでる娘 乳量 体型は良い
- イスラエルに合うか 寿命 繁殖 耐久性
- イスラエルの牛は 牛が長い
シリーズ『イスラエル酪農研修 視察メモ』
イスラエル酪農 研修 視察メモhttps://www.nastokyo.co.jp/reports/israel00/